17万部突破!

会社にお金が残らない本当の理由

知っておくべきこと、実践すべきことがあるのです。
[出版社]フォレスト出版
[主著者]岡本吏郎


ビジネス環境を支配する七つのシステムとは? ビジネスには「儲ける」ためのルールが存在します。当たり前のように聞こえますが、ビジネスで儲けを出していくには、予めビジネスの背景に存在するさまざまなシステムを知っておく必要があります。ここでは主なシステムを七つに分類しています。
例えば、そのシステムの一つが「支出」です。あなたの会社は休日でもお金を取られる経費があることをご存知ですか?では、その経費を具体的に挙げられますか? 人件費、利息、リース料、家賃、税金、保険料・・・。これら一年中かかる経費を適切にコントロールできれば、実は経費の80%がコントロールできたことになります。果たして著者が提案する、その効果的なコスト削減方法とは・・・?
「そこそこビジネス」の成果が大きいわけ ビジネスにおいて、どんな構成要素もしっかり掴むことができれば、誰でも大きな成果を手に入れることができます。そのコツは万遍なくそこそこ行動していくことです。これが著者の考える「そこそこビジネス」です。
例えば、「顧客の数を増やす」という一つのことに専念してしんどい思いをすると、他の面で影響がでてしまう可能性があります。そこで、「顧客の数を増やす」という課題をもう少し、細かく分解するのです。 チラシで集客を増やすのか?商品を買ってもらう顧客を増やすのか?このように、各構成要素を満遍なく把握していくこと、それが著者の真意なのです。
お金を残せる四つの数字とは? 一度手に入れた利益よりも、その利益を守ることの方が難しい・・・。それは経営者にとって常に課題です。ここでは、経営者が管理すべき数値、目標とすべき四つの数値を紹介します。また、本書では、お金を残せる会社に導く有効な方法をより具体的に提示しています。
一人当たりの付加価値→目指すは一人当たりの付加価値1500万以上! 労働分配率→役員報酬20%、社員給料30%を! 一人当たり経常利益 →最低基準200万円! ROA(総資本経常利益率)またはCROA(総資本キャッシュフロー率)→中小企業のROAは20%は欲しい(経営初期なら50%
このように、会社にお金が残らないという問題には、全て原因があったのです。一部の経営者だけが知っている、経営とお金の「守り」のシステムを活かして、今以上の儲けを生み出す会社を作りに役立ててください。
第一章 システムを知らないからお金が残らない 第二章 システムを知らなくてもどうにかなった理由 第三章 システムの正体を知る 第四章 数字はこうやって考える 第五章 システムの中をどう泳ぐか? 終章 クリエイティブ・マイノリティー(創造的少数者)
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