
子どもを伸ばすお片づけ

できる子とできない子とではぐんぐん差がつく
[出版社]岩波書店
[主著者]辰巳渚


自分のおもちゃが邪魔になっているから家族が迷惑しているようだ、と気づくことが、電車の中で席を譲るとか、いじめにあっている子をかばうなど「人への思いやり」や「ささやかな気遣い」が無意識にできるようになることにつながる。つまり、お片づけは単に「整理整頓」でなく、豊かに生きる基礎を身につける上で大切なことと著者は説く。 子どもがお片づけをする気にさせるには「物をしまう定位置を決める」「ちょうどいい量を決める」「片づけるタイミングを知らせる」など親がどう導いてあげたらいいかなど、片づけるコツを紹介。具体的な収納方法も数多く取り上げている。 この本は『捨てる!』技術」の著者が2人の子育ての実践の中から編み出したもの。「お片づけの技術」は子どもを伸ばす!
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