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営業マンは心理学者!ー商談がみるみるまとまるビジネスのコツ

営業の秘訣は、常にお客様の気持ちを察すること
[出版社]PHP研究所
[主著者]高城幸司


電話営業は最低限で終わらせよ アポイントを取らなければ、相手先の企業に直接訪問することはできません。そこで初めての電話では、顔の見えない相手から、「会って話を聞いてみたい」と思わせることが大切になります。ここでのポイントは、簡潔に話の内容を伝えることです。もしかしたら、相手は他の仕事で忙しいかもしれません。よって、通話時間はできるだけ短い方がよいのです。
「ウィンウィン」を強調せよ 「私なりにお客様との接点で考えてきたのですが…」という一言。著者によると、相手と接点を持ち出す一言は、商品や企画を提案する切り込み方として非常に有効だそうです。それは、「売り手に物を押し付けられるのではないか」「売り手が得をするだけだ」といった懸念を抱いている交渉相手に、お互いが得を共有できると感じてもらえるからです。
自分の上司を出してみる 果たして、自分の商談はうまくいくのだろうか?しかし、担当者に直接聞くことは失礼に当たってしまう…。このような時に役立つのが、「私の上司を挨拶に連れてきていいですか?」という一言です。自分の上司を出すことは、間接的に相手の上司を呼び出すことを意図しています。これによって、本音を悟られずに、相手の本気度を確かめることができます。また、うまくいけば次の商談ステップに進むチャンスにもなるでしょう。
このように、ビジネスがうまくいく人には理由があったのです。本書では、この他にもさまざまな場面で使える営業トークを紹介しています。相手の気持ちにたった営業や話し方を心がけることで、ビジネスの幅をどんどん広げていってください。
第1章 営業マンは心理学者である! 第2章 電話だけで、会ってみたい!と思わせる心理法則 第3章 はじめての訪問で、何かしてくれそう、と期待させる心理法則 第4章 商談を進めながら、一緒に仕事がしたい!と 決断させる心理法則 第5章 突発的なクレームにも、動じない、で対処する心理法則 第6章 お客様のNO!をYES!に変える小粋な心理法則
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