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「捨てる!」技術

捨てる技術を繰り返すことによって物事に対する判断力が身につく
[出版社]宝島社
[主著者]辰巳渚


3年使わないものは捨てる! 「いつかは使うかも!」…そもそも使うあてがあるものに対して、このようなためらいは生まれるでしょうか? そこで、洋服や電化製品などある一定期間使わなかったものは、恐らくこの先も使わないと見極めることが重要です。著者はこのサイクルを3年としています。また、雑誌や会議の資料などは比較的短いサイクルで捨ててもよいでしょう。
小さなところから始めてみる! 1)ここだけは絶対モノを置かない場所を決める 2)ここだけは必要ないモノをしまわない場所を作る 3)なるべくすぐ片付けられる場所から始める
食卓の上、台所の棚、洗面台の周りなど、比較的にコンパクトな場所を選んで整理整頓をきちんと行うことも重要です。そして、いるモノといらないモノの選別を日常的に行うことで、「捨て方」を身に付けることができます。
使い切らなくても捨てる! 買ったものの使わなくなった化粧品や医師から処方されて余った薬…「まだ、余っているから」といって捨てずにとって置いている人はいませんか? しかし、このままではモノがたまるいっぽうです。そこで無理に使い切ろうとせず、「一回は使ったんだから」と考えることも大切です。自分の中で納得できる線を引くことで、もったいないと迷う気持ちを思い切ることにつながります。
暮らしの中に大量に溢れるモノ。私たちは身のまわりにあるモノの山を「捨てる」ことから始めて、暮らしの在り方を見つめ直すことが求められています。まさに著者の主張する「捨てる技術」は「暮らしの技術」でもあるのです。
第一章 これであなたも捨てられる 捨てるための考え方10か条
第二章 さあ捨てよう!テクニック10か条
第三章 より気持ちよく‘捨てる’ための捨て方
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