20万部突破!

社会人として大切なことはみんなディズニーランドで教わった〜そうか、「働くこと」「教えること」「本当のサービス」ってこういうことなんだ!

サービスとは、当たり前のことをいかに徹底できるかである
[出版社]こう書房
[主著者]香取貴信


残業に対する大きな勘違い 定時に終わらないものは全て残業だと思っていませんか?同じ課題を出されて、他の人が終わる中で作業が終わらなかった著者は、残業代をもらうのを当たり前と考えていました。しかし「残業代は、今日来てくれたゲストのお金だぞ!」と怒られたことで、仕事の中にも時給で考えなくてはならないものと、自主的に働かなければならないものがあると気付いたそうです。
本当に大切にしなければならないものとは? 厳しく叱られたり、指導を受ける中でも、いつも先輩との会話には「ゲストに楽しんでほしい」という思いがありました。そして最初はアルバイトを適当に考えていた著者も、仕事であれば社員と同様に真剣さと責任を持たなければならないことを学びました。 どんな仕事にも「大切にしなければならないもの」があります。ディズニーランドではゲストでしたが、それを考えることこそ働くことにつながっていくのです。
気がついたら必ずそのときに伝える 相手に嫌な思いをさせたくないし、いいづらいことは後回しにしよう…。しかしチームをまとめていくうえでは、気がついたらその場でいうことも必要です。また怒られる原因を本人と一緒になって考えてあげることも重要です。 このときの著者は部下に好かれたいあまり、リーダーとして大切な「チームが最高の力を発揮するためには、どうすればいいか」ということを忘れていました。しかし現在、コンサルタントとして現場教育の仕事に携わるにあたり、教育の重要性を改めて実感するそうです。
本書に登場する著者の周りには、いつも素晴らしいトレーナーやリーダーがいました。彼らと一緒に働いたことで、著者は自分のやっている仕事の素晴らしさと責任の重さを学んだそうです。まさに、部下を抱えている人やリーダーを目指す人、そして働くことに最近悩んでいる人にも、おすすめの一冊です。
第一章 「働く」って、こういうことなんだ 第二章 「教える」って、どういうことなんだろう 第三章 「本当のサービス」って、なんだろう 第四章 テーマパークはいろいろなことを教えてくれる
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