12万部突破!

すごい会議〜短期間で会社が劇的に変わる!

うまく行く方法を組織で合意してうまく行くまでやってみよう
[出版社]大和書房
[主著者]大橋禅太郎


会議では、意見を紙に書いて発表する! 会議では、自分の意見は紙に書いてから、発表することを著者は薦めています。この方法のメリットは次のようなものがあります。
意見がまとまる、発表に時間がかからない、 書いている間は他人の意見が見えない 口頭で発表していったら、他人の意見に左右されてしまう可能性もあるでしょう。これらの方法を使うことによって、人の意見を気にすることなく、自分の意見を発表することができるのです。さらには、前向きな気分になることができます。
問題や懸念を「そのようにすれば〜か?」に言い換える 問題点や、懸念をネガティブな捉え方をしていませんか? こうしたネガティブな捉え方をポジティブな捉え方に転じるために、次のように言い換えてみましょう。 ・「資金が足りない」を「どのようにすれば資金を得られるだろうか」 ・「現行の製品が売れていない」を「どのようにすれば製品が売れるか」 などと、言い換えてみます。このようにすれば、質問に答えるというかたちで、答えを考えることができるのです。意外と、こういった考え方はしていないもので、さらには、「〜だったらいいな」と言う風に言い換えることで魅力的な答えが出しやすくなります。
会議の95%はコメントの交換に使われている!? 著者によれば、会議の95%は、なんと、コメントの交換に使われているのだそうです。ところが、これを、「明確化のための質問」「代替案の提示」「リクエスト」の3つだけに絞ると、面白いほど、会議の進行が早くなります。効果性も上がるようです。これによって、さまざまなメリットが生まれるのです。
本書は、いわゆる、ビジネスの解説書ではありません。前半は実際の著者のビジネス体験が、物語のように書かれています。そして後半は濃密度な著者の体験に基づく新しい会議の方法が、皆さんの、会議を大きく前進させるでしょう。
第一章 展開と挫折、そして困惑 第二章 現状が求める能力が、自分の能力を超えるとき 第三章 Let’s begin! 第四章 組織を「自己啓発」する 第五章 会議が変われば会社が動き出す エピローグ 僕たちに起こったこと
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