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夢が見つからない人のためのシンプルな習慣 1日3分「夢」実現ノート

[出版社]フォレスト出版
[主著者]岡崎太郎

自分がやりたいと思ったことを素直にきちんと記録しよう

予定と記録を切り離して書き留める P(計画)D(実行)C(チェック)A(改善)というサイクルをまわしていくことが大切であるという考え方があります。しかし、P(計画)からはじめると計画倒れになりやすいと著者は言います。そこで著者はP(計画)をとりあえず置いておき、まずはD(実行)からはじめるほうが良いと提案します。D(実行)をして結果をC(チェック)してA(改善)する。そして次回に備えるP(計画)を行う。つまり、計画を立てることよりも実際に起こったことを記録していくことを中心にサイクルを回していくと物事はうまく回りだすといっています。
強く心に思ったことを書き残す 「ダイエットしたいなぁ」「英語を勉強しないとだめだよなぁ」「家族を大事にしなきゃなぁ」というような想いは程度の差こそあれ誰にでもあります。しかし、これら「やりたい」という想いは緊急に解決しなければならない問題ではないため、つい日常の早急な「何か」に追われて忘れてしまうことがほとんどです。しかし、この「やりたい」を垂れ流しにせずに、しっかりと書き残していくと、日々の小さな想いを強くはっきりと育てていくことが出来るのです。
記録を転記する 日々の生活の中で書きとめていった、行動の記録や強く心に想ったことを別シートに転記していきます。記録の内容ごとに分類し、それぞれが何項目ずつ現れてくるかをまとめることが重要です。この作業の結果、普段の行動の傾向や重点をおいていること、そして自分が本当にやりたいと想っていることがはっきりとしてきます。
この段階では、自分が大切だと思っているものに対して実はあまり時間をかけることができていないということが判明するかもしれません。しかし、そうした現状に気がつくことこそ重要なことなのです。
「夢の正体」それは、普段自分の心の中に生まれては消えていってしまう「小さな想い」を大切に育てていった結果見えてくる「本当に自分がやりたいと思うこと」だと著者は言います。手に入れるために必要な行動は「普段のふと想ったことを書き留めてゆく」ただそれだけです。みなさんもぜひ本書を読んで思ったことを書き留めるてみてください。
第一章 夢や目標があなたの成功を阻んでいる! 第二章 想いを「記録」するモチベーションシート 第三章 「記録」で本当のあなたが見えてくる 第四章 「記録」からあなたの人生を創り上げる 第五章 「記録」の効果を発揮させる心構え 第六章 落ち込んだ時の処方箋
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