8万部突破!

借金国家から資産を守る方法ー資産防衛のプロだけが知っている!

資産を守るために様々な方法を駆使してリスクを分析しよう
[出版社]フォレスト出版
[主著者]前田和彦


預金封鎖+デノミがやってくる
現在の日本の公的部門の借金は1000兆円といわれています。政府予算は大体年間80兆円ですから、収入の12.5倍の借金を抱えていると本書には書かれています。この借金を帳消しにしてしまう日本政府の切り札が「預金封鎖+デノミ」なのだと著者は言います。デノミとは旧円を廃止して新円を発行し、旧円と新円の交換レートを調節することで円の価値を変えてしまうことです。つまり、日本円でためていた資産が価値を一気になくしてしまう可能性があるというのです。
日本円だけでは危ない 円は日本国内だけでしか使用できない田舎通貨で、今後価値が暴落する危険性が大いにあると著者は述べます。どうしても円は大丈夫という思いがあり、外貨建ての金融商品を持つのは危ないというのが日本の常識ですが、海外の常識から言えば、円だけ持っていることのほうがよほど危ないのです。
資産を守りながら増やす 税金対策を画策しても、日本の国税局は通達のみであらゆる節税対策を潰すことが出来ます。つまり、節税対策自体が無駄な努力になってしまうわけですから、資産を増やすことを考えたほうがいいと著者はいいます。具体的には以下の3点となります。 @流動性を重視する A「投機」ではなく効率良い「投資」を行う B資産を保全する
「日本の財政が破綻してしまう可能性がある」ということに対し我々日本人はあまり現実感を持って考えているとは言えません。しかし、海外では「国」に対して国民一人一人が非常に敏感で、国の将来ビジョンや、状況が悪いと判断するとその国から出て行ってしまうのが普通だと著者はいいます。私たちが今、手に入れるべきものは、具体的な資産を守る方法以前に、グローバル時代に対応した新たな国家観なのかもしれません。
第1章 そのままだと国家破綻前に資産は減ってしまう! 間違いだらけの日本人の投資、日本人の常識 第2章 預金封鎖は怖くない!怖いのは「預金封鎖+デノミ」だ! 第3章 誰でもできる!賢い金融機関の選び方・使い方 第4章 あなたの資金を守る!「資産防衛の考え方」 第5章 プライベート・バンカーが教える! 誰でもできる実践的な投資法
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