12万部突破!

気くばりのツボ

人と比べるのではなく、人の良いところを取り入れよう
[出版社]サンクチュアリ出版
[主著者]山ア拓巳


周りの雰囲気を良くするツボ
著者は誰でも自分に興味があると言っています。一方で、他人はあなたが思っているほどあなたに興味を持っていない、とも。そこで、あなたが、相手の人のちょっとした変化に気づいて声をかけたら、その相手の人はあなたを信頼してくれるようになります。ちょっと照れくさいという人は、あなたらしく照れながら相手の人をほめてみましょう。
出会いを無駄にしないツボ あなたは名刺を持っていますか?いいえ、会社の名刺ではなく、あなた個人の名刺です。会社の名刺は使える範囲が限られていると著者は言います。それは、会社の名刺には個人的な情報は載せられないし、会社の名刺を出すと堅い雰囲気になってしまうこともあるからです。そこで、あなたのプロフィールや好きなもの、ホームページなどが書いてある個人の名刺をもつことをおすすめします。新しい出会いに積極的になれるツールです。
自分を知るツボ あなたは、今、とても仕事が忙しく、帰宅時間が遅い毎日を送っています。そこで、知人にパーティーに誘われました。あなたなら、誘われたパーティーに行きますか?著者は、忙しくても行けるパーティーやイベント、飲み会にはなるべく行く、行こうかどうか迷ったら行くことにしているそうです。それは、いつも同じ人間関係の中にいると本当に自分に気づくことが難しいからです。「誘われる」ということはあなたにとって何か有益なことがあるからだと考えるのはどうでしょうか。
著者は、学生時代は人間関係に自信がなかったといっています。あるとき、そんな自分を変えてみようと思い、気くばり上手な人たちを研究し、彼らの行動を真似し始めたそうです。これらの気くばりは著者が長い時間をかけて見つけたコミュニケーション術です。今現在、あなたと接点がある人、これから出会う人にも喜んでもらうために気くばりをしてみてはいかがですか?
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