15万部突破!
どん底からの成功法則
どんなことがあっても変えない強い信念を持とう
[出版社]サンマーク出版
[主著者]堀之内九一郎
「落ちこぼれ」のレッテルを貼られてからが本当の力の見せどころ 著者は、中途採用で入社する社員を「落ちこぼれ」といっています。人が就職するとき、将来そこを辞めようと思って入社する人はいないからです。その会社で何かをしたいと主って入社したはずなのに、何かの理由で退社し、転職するわけですから、その何かの理由が落ちこぼれだと著者はいっているのです。その「落ちこぼれ」がそうではない人と肩を並べるためにはできることは一つしかありません。それは人の倍働いて、人の倍考えることなのです。
「無」から「有」を生み出す人間はここが違う 著者には「無から有を生み出せる人間」のイメージがあります。それは、「25メートルプールの水を栓を抜く以外の方法で空っぽにしてください」といわれたとき、しかも目の前には小さなおちょこしかないときの人間の行動です。有を生み出せる人間は、おちょこを使ってまず、水を汲み出すことからはじめるのです。いびつな一歩を踏み出した人間だけが次の手段を見つけることができるからだと著者は言っています。
商売のうまい人は損得勘定で人を見ない 損得勘定で物事を見て事業や投資をしようものならそれは必ず失敗すると著者は言っています。相手を見るときには損得勘定をまったく抜きにすると「この人はこんな人だろうな」とその人本来の真実の姿が見えるのです。つまり、難しく考えずに自分の好き嫌いでシンプルに物事を判断すればよいのです。そうすれば、人生は本当に自分で選びとったものになるのです。 誰でも「どん底」は経験するものであり、一度経験したからもう二度とないとは言い切れません。10年先、20年先にどうなるかは誰にもわかりません。しかし、著者はまた「どん底」になったとしてもまたそこから這い上がる自信があるそうです。それは、「どん底」から這い上がるための絶対法則があり、それを著者は知っているからです。「どん底」は人によって異なるものであり、また経験するかも知れない「どん底」も今までに経験しなかったものかもしれません。しかし、絶対法則は普遍だと著者は言っています。
プロローグ 成功法則その1 まず、真っ暗闇のどん底に膝をつき、 地面の冷たさを知れ 成功法則その2 プールの水を「とりあえずおちょこで」汲み出し はじめられる人間になれ 成功法則その3 まずは「小さな欲」をとことん満たすことから始めよ 成功法則その4 「儲け方」ではなく、お金の「使い方」を 必死に考えよ 成功法則その5 とにかく「速さ」にこだわり、突風で勝負せよ 成功法則その6 小指の先ほども疑わないくらい 信じきれる師匠をもて 成功法則その7 裸の自分をさらして、視線の奥のホンネを見抜け 成功法則その8 分かれ道では絶対に、「得しそう」ではなく 「楽しそう」を選べ エピローグ
|