15万部突破!

35歳までに必ずやるべきことー運をつかむ人になれ

運をよくするために自分のことを好きになろう
[出版社]かんき出版
[主著者]重茂達


好きじゃないことも挑戦してみる
「嫌いな人とはつきあわない」というスタンスでは、人間関係の幅を狭めてしまいます。気の合う仲間だけと付き合っていると情報がいつも同じになってしまいます。仕事も人間も同じです。付き合っていくうちにだんだんとその人の良さ、仕事の良さがわかってくるものです。色々なタイプの人との幅広く付き合っていくうちに好きになっていきますし、若いうちはあらゆる仕事に前向きに取り組むことが仕事を好きになる第一歩なのです。
チャンスを最大限に活かす 著者はチャンスというものをどう考えるかで人生はずいぶん異なってくると言っています。誰でもチャンスは欲しいと思っていると思いますが、なかなかチャンスに恵まれないとも思っていませんか?実はあなたの前にチャンスは転がっているのです。例えば、普段の仕事の他にセミナーを開催するので人と集めて欲しいと頼まれたとき、あなたならどうしますか?普段の仕事が忙しいから人に声をかけなかったり、面倒くさがったりしてしまいませんか?面倒くさがらずに声をかけた人、つまり、常に誠実に謙虚に物事に取り組んだ人にチャンスは顔を見せてくれるのです。
熱く燃える時期を持とう 実力もあるのに仕事にいまいち熱意をもてない人と、実力はちょっと劣るかもしれないけれどわき目もふらずに仕事にがんばっている人では、後者の方がよい成果をあげることが多いようです。その差は、仕事に対する熱意の差なのです。熱意を持っていれば、おのずと創意工夫が生まれ、実力以上の成果を出すことができるのです。なかなか、燃えることができない人は、「すごいなぁ」と思う人のマネをすることからはじめてみてください。周りを見渡して、どうしてもそのような人がいない人は、人生の目標を立ててみてください。確固たる目標があると人は自分が望むことを達成しようと努力し、人生で最大の楽しみになると著者は言っています。
著者は自分自身の経験から若いうちはあまり目先のことにこだわるべきではないという考えを持っています。高校卒業後、一流企業に就職をし、仕事をしながら5年間で夜学の大学を卒業。卒業と同時に会社を辞めて、職を転々をした著者が、「もっと自分を厳しく鍛えて一人前の人間にしてくれる場所」を探していたとき、ある人と出会い、運をつかんでいきます。今、目の前にあることを一生懸命に達成する大切さ、ひたむきさを改めて教えてくれる一冊です。
はじめに 能動的に生きる プラス思考を習慣にする 最大限の努力とは 自分との接し方 人との接し方 仕事への取り組み コミュニケーション上手になる ものの考え方 エピローグ
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