
一人で20人分の売上げ!新人ツルちゃんの接客営業 お客様に「ありがとう」と感謝される幸せな仕事

モノを売りたかったら、お客様を好きになることが大切
[出版社]ダイヤモンド社
[主著者]鶴岡秀子


20人分の売上を1人で達成した理由 著者は、フロアでダントツの販売員20人分の売上を1人で達成しました。著者はなぜ他の販売員よりもはるかに多い売上を記録したのでしょうか? それは著者が「目の前にいる一人ひとりのお客様を大切にすること」、「一つ一つの仕事を大切にすること」を常に忘れなかったからです。このことは、接客を考えるうえで非常に重要な視点です。また著者の接客を受けて、お客様は商品を購入する際も「どの商品を買うべきか」というよりもむしろ「誰から商品を買うべきか」という考えに繋がっていったのです。
簡単な仕組みを変更するだけで、店全体の売り上げが上がる! チームワークの向上や商品知識など、接客の質を上げる仕組み作りは、非常に重要です。著者の販売店でも入社当初は、パートと社員の仕事が分かれていたため、自分の仕事以外の業務を全く把握していないという問題が生じていました。 店長に対し、仕事の「当番制」を実施することを提案しました。そして、この「当番制」が採用され、販売員たちは全ての業務を一通り把握することが可能となりました。すると、販売員同士で業務内容の大変さを相互に分かち合い、協力しあうことができるようになったのです。 このように仕組みを変えることによって、お店全体の雰囲気もよくなり売上増加に繋がりました。他にも、著者の成功談から今すぐ使える接客改善ポイントが学べます。
お客様の固定客を増やす必勝法とは? 著者の接客スタイルは、「お客様の選り好みをしない」ことだそうです。この「お客様の選り好みをしない」とは、自分に合いそうなお客様を探すのではなく、お客様に合わせて接客方法を変えるという意味です。お客様のタイプは千差万別です。話かけられる人が好きなお客様もいれば、静かに商品を選びたいというお客様もいます。 こうして、お客様に合った接客を心がけることによって、固定客を増やしていった著者の成功法は、接客業に限らず、あらゆる業種で応用できます。 お客様一人一人の視点にたった接客を心がけることによって、著者は入社1年目で月700万を売上げる販売のプロとなりました。そして起業してからも、その時の販売経験から学んだことが社内の従業員を教育するうえで非常に役立っています。自身の成功の秘訣が詰まった集大成といえる、この本はあらゆる仕事で実践できる内容が収められています。
はじめに :あなたは「売れる販売員」でしょうか? プロローグ :お客様には“見抜かれている” 春の章 :朝一番、お客様が通るだけでウキウキします 夏の章 :お客様の目で、お店を見てみましょう 秋の章 :お客様が吸い寄せられていく人になりたい! 冬の章 :活気のあるお店は空気が動いています 梅春の章 :「みんないただくわ」と言っていただけて幸せ! エピローグ :バイト先で一人のお客様に一度に 6本のメガネを販売した日
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