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児玉尚彦
児玉税務会計事務所代表
[ 経理・会計 ]
児玉尚彦
[インタビュー]
キャッシュレス、伝票レス、社員レス、ココまでできる経理の合理化/日本能率協会マネジメントセンター(3)
2005.07.31
[ TOPBRAIN RADIO ]
あのベストセラー著者に聴く!
ブラックボックスになっている経理は、
改善して効率化できると気付いて欲しいと思います。
まとめて立替が効率的
【川崎】
キャッシュレスにしたらいいというのは、具体的にはどういうものなんですか。現金を置かないで、でも交通費とか発生するものはどんなふうにして処理をするような例があるんですかね。
【児玉】
ですから、こまめにやるとその都度コストがかかってしまうんですね。ですからまとめてやりましょうという話です。まとめてやる、1ヶ月。1ヶ月に1回経費の精算をして下さいということで、まとめて下さいということですね。
皆さんが1ヶ月、立て替えますよね。その分を立て替えて、1ヶ月分を申請して下さいと。それをまとめて経理側でお支払いをするんですけども、その時現金をやめましょうということですね。現金の出し入れをすると、またコストがかかるんで、そこで振り込みにして下さいという話なんですね。振り込みは、もう既に社員に対する振り込みを給料振り込みでやっていますので、それと一緒に振り込んでしまうと。
【川崎】
なるほど。
【主藤】
例えば、1ヶ月間立て替えてもらうと。
【児玉】
そうですね。
【主藤】
それ、いいわけですね、それで。
【児玉】
そうですね。
【主藤】
立て替えてもらうのに、ちょっと罪悪感を感じるような経営者というのがいるように思うんですけども。
【児玉】
おっしゃる通りですね。それ、よく言われます。私もどれぐらい困るのかって調べたんですよ。それで1ヶ月分まとめるとどれぐらいたまっちゃうのかなというの、調べたんですけども、大体どこの会社でも9割以上の方が1ヶ月合計しても1万円にならなかったですね。
【主藤】
その立て替えている分が。
【児玉】
立て替えている分が。当然出張の多い営業マンとか、部長さんとか役員の方は、当然立て替える経費が大きいので、それは当然例外としてあるんですね。ですから例外は例外として当然今まで仮払いという制度で対応していると思いますので、それは残して頂いて当然いいと思いますね。
【主藤】
なるほど。ということは、日々発生する小額のものはひと月まとめるということですね。
【児玉】
そうですね。
もう、細かい処理をする必要がありません
【主藤】
小口の話をしましたけども、小口以外の経費でも、これ1つ、領収書が1枚あると1枚につき1仕訳といいますけど、領収書1枚ごとに今ですとこうパソコンに入力していかなければならない。
これ、ほとんどのところがそうやっていると思うんですね。でもこの本には、そうしなくていいと書いてある。これ、しなくていいんですか?
【児玉】
ええ。たぶん領収書ごとにつけるというのが習慣になってしまっているかと思うんですけども、わかりやすく言うと、お給料の振り込みをしますよね。お給料の支払いをして、たぶん通勤交通費なんかも一緒に払っていらっしゃると思うんですよ。その時、会社で仕訳どう切るかといいますと、お給料とか通勤交通費、いわゆる旅費交通費ですよね。
その仕訳は全員分を1ヶ月分まとめて1本で仕訳切っているんですよ。ですから各人別に交通費をわけて、細かく仕訳切ったりとか、交通手段ごとにわけてやっているということはないと思うんですよ。
【主藤】
普通の経費も、日々発生する領収書ですね。それも同じような感覚でまとめてやっても問題ないということですね。
【児玉】
おっしゃる通りですね。これはもう、一つ税務上の規定とかあるので、小額のものについてはまとめていいですよというルールがあるということですね。
【主藤】
小額といっても、10万円ぐらいでもいいんですか。まとめた結果、10万円ぐらいになっても大丈夫だと。
【児玉】
そこは小額がいくらまでかというのが、条文上の規定がないんですね。
【主藤】
ないんですね。
【児玉】
ええ。そこは私が解釈をどうするかという話なんで、私がどう解釈しているかというと、個人が立て替えられる分については小額だという認識をしちゃっているということですね。
【主藤】
ということは、ほぼ日々発生する経費のほとんどはそうですね。
【児玉】
そうですね。
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「キャッシュレス、伝票レス、社員レス、ココまでできる経理の合理化/日本能率協会マネジメントセンター(1)」2005.07.31
「キャッシュレス、伝票レス、社員レス、ココまでできる経理の合理化/日本能率協会マネジメントセンター(2)」2005.07.31
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