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高井伸夫
弁護士 [ 時間管理 ]
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高井伸夫
[インタビュー]
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朝10時までには仕事を片づける/かんき出版(2)
2005.03.20
[ TOPBRAIN RADIO ] あのベストセラー著者に聴く!
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ビジネスの世界は先手必勝 ”待ち”から”攻め”の仕事へ
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早起きをして、イニシアティブを握ろう
【主藤】 具体的に先生が朝型に切り替えられて、ここが一番変わったなということは、どの辺がありますか。
【高井】 まず、先手必勝になったということですね。
ビジネスの世界で、やっぱり追われて仕事するのと、追って仕事するのとでは、すごい違いがあるわけですね。追って仕事するのって、仕事自体を追うってこともありますが、 やっぱりビジネスっていうのは、相手あってのことなんですね。
相手に対して電話をかけるのも先にかける、メールを送るのも先にメールを送る、そういう絶えず一歩一歩先んずるということが、実はイニシアティブを取れるということですから、そういう意味では、ビジネスマンとしては先手必勝が一番成果が上がったなという感覚になるわけですね。
【主藤】 ということは、仕事のスタンスが、待ちの仕事から自分から攻めていく、自分から仕掛けていく。それを可能にするのが実は朝の早起き。パワーモーニンガーになることなんですね。パワーモーニンガー、非常に魅力的な言葉ですけども。
【高井】 新しい言葉、作ったんです。
【主藤】 私と川崎さんも夜型ということで、パワーモーニンガーではないんですね。
競争社会では、朝方になり自分に勝ということ 朝方になるためのコツとは・・・ 【主藤】 川崎さん、せっかくですから、是非聞いてみたいこと、朝型にするっていうことで何かありますか?
【川崎】 そうですね。朝型にするにあたって、友人はほとんど夜型が多いわけですよね。友達との付き合いも続けつつ、朝型にできたらしていきたいなと思う場合に、どうしたらいいでしょうか。
【高井】 朝型にするのは、極めて単純なことで、ビジネスの世界では、勝たなければならないというのが、原理原則なんですね。
これは企業間もそうだし、個人も勝たなきゃいけないんですね。勝たなきゃ、競争社会に生きていかなきゃいけないっていうことです。仲良くしていくだけでは、意味ないわけですよ。
すると、競争社会で生きていくためには、自分にまず勝たなきゃいけない。自分に勝つっていうことは、朝に勝つっていうことですよ。だから、自分に勝たなければ、他人とも勝てないと。そうすると、その第一歩として時間的な意味においては、やっぱり朝に勝つと。
朝に勝つにはどうしたらいいかというと、なるべく今までより30分早く、1時間早く、大事な仕事を朝に入れちゃうわけですよ。そうすると、自分に勝たなければいけない、朝に勝たなければいけない、他人にも勝たなければいけないっていう目標を達成するわけですね。だから大事な仕事を早め早めにっていうことだと思いますね。
【主藤】 大事な仕事を朝入れる。
【高井】 そうすると、どうしたって、準備もしなきゃいけないし、余裕を持って対応しなきゃいけないから。夕方以降大事な仕事入れてたら、絶対朝型にはなりませんよ。
【川崎】 友人と付き合う時間もちゃんと余裕を持って取れて、早めに帰って、自分で寝るようになるわけですね。
【高井】 自然になっちゃいますね。友人も大切にしなきゃいけないっていうことですけど、いつのまにやら、友人も朝型に変わってきますよ。
【主藤】 それは、素晴らしいですね。
【高井】 ただ、自分の存在感がないと、それはできませんよね。他人に引きずられてたり、友人に引きずられていたらね、朝型にはなりっこないですよ。自分が存在感ある人間になれば、他人も引っ張っていくことができるってことですね。
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