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					| 午堂登紀雄 株式会社プレミアム・インベストメント&パートナーズ代表取締役
 [ 資産運用 ]
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					| 午堂登紀雄
					
					[インタビュー] 
 
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					| 「まずやってみる」――30代からの人生戦略(1)  2007.10.24 |  
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    					| 頭と時間の使い方、コミュニケーションスキルの高め方――大きく差がつく30代に知っておくべきこと
 
 
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 □「ダメ社員」から投資家へと転身したきっかけとは
 ―――本日のゲストは、『30代で差をつける「人生戦略」ノート』の著者、午堂登紀雄さんです。よろしくお願いいたします。
 
 よろしくお願いします。
 
 ―――私は驚いたのですが、まだ2冊目のご著書なんですね。
 
 はい、そうなんです。
 
 ―――前作からどれくらいですか。
 
 1年半くらいですかね。
 
 ―――非常に売れ行きが順調と伺っておりますが。
 
 はい、お陰様で。
 
 ―――資産形成とか資産活用というイメージがあったのですが、今回は30代ということをテーマにされていらっしゃいますね。このテーマ設定についてうかがえますか。
 
 そうですね。まあ、もともとは不動産投資で財を成してきたという経緯があるんですけれども、やはりその前として、ビジネスマンとしての経験が投資に生きていると思うんです。そうしたなかで私自身、ダメ社員からスタートして、やっとここまで来られた。そういった生き様が、生き様というとおこがましいんですけれども、生き方とか考え方がですね、同じ30代の方々に何かインスパイアできるものがあるのではないかという思いで、書いてきました。
 
 ―――「ダメ社員」というと、因みにどんなふうに「ダメ」だったのでしょう。
 
 まず大学を卒業した後は就職が決まらず、フリーターを半年くらいしていたんですね。それからやっとのことで会計事務所に入社したんですけれども、そのときやはり計算ミスとか連発して、「もうお前はダメだ」とレッテルを貼られまして、1年間くらい針の筵のような環境に耐えて耐えて、やっぱり我慢できずに、追われるように辞めていったという経緯がありました。そのあたりの原体験が、こう、「何クソ」みたいな部分があるかな、というところですね。
 
 ―――つまり、仕事的に自分としてはダメだったということでしょうか。
 
 そうですね。
 
 ―――そうした自分を変えたきっかけというのは何だったんですか。
 
 やっぱり「まずやってみる」ということですね。何事もそうですけど、自分がやらなければ、周りが変わらないと思うんです。それから自分が情報発信しなければ、周りが気付いてくれないですよね。ですから、やってみる、情報発信をしてみる。それがやっぱり、自分の世の中の流れを変えてこられた、自分を取り巻く環境が変わってきたというところだと思うんですね。
 
 
 □人生の転機には必ず人との「出会い」があった
 
 ―――今回のテーマに「30代」ということが出てくると思うのですが、午堂さんご自身がいま30代でいらっしゃいますよね。
 
 はい。
 
 ―――30代の自分を形成した根っこの部分というのは、いくつくらいのときにできたものなんでしょうか。
 
 そうですね、やはり25から30歳までの5年間くらいの、がむしゃらに何も顧みず仕事をしていた時期にあるのかなと思っています。
 
 ―――ちょうど社会に出て2、3年経ったところから、仕事に慣れて、社会人として正に勉強して頑張らなくてはいけない時期だと思いますが、その時期、自分自身にとって大事だと思うところは何ですか。
 
 そうですね、先程も申しましたけれども、まずやってみることは必要だと思いますし、あとは人間関係作りですね。とくに独立してから痛感したんですけれども、人と人との関係性というのは極めて大事で、いろいろな縁を生んでいくんですね。私自身も人生の転機になったのは、やはり人との繋がり、人との縁、人との出会いだったので、そこはやはり大事だなというのを、あらためて振り返ったときに、大事にしてきたなという実感がありますね。
 
 ―――社会人になって2、3年経つと、学生時代の友人とも縁が切れてきて、自分の人間関係がいきなり小さくなったと感じる方も多いと思うのですが、そこから人間関係を広げていくためにどんな努力をしたらいいのでしょうか。
 
 私自身がやったのは、社外の勉強会などに積極的に顔を出したというのがありますね。グロービスというビジネススクールがありますけれども、そこに通ってみたら、自分はトップギアで頑張っていたと思っていても、実は彼らの標準からしてみるとまだまだセカンドギアみたいなもので、スピードが全く違うということに大きな刺激を受けて、自分はもっと頑張らなくてはと思いを新たにしたという経験がありました。
 
 ―――周りには自分よりも頑張っている人がいたということですね。そういった方の刺激を受けることで、更に加速したということですか。
 
 そうですね。
 
 
 
  
			 
  
			 
 
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