奥出阜義
[セミナー]
参加者が戦場の指揮官となり、参加者相互の戦略ディスカッションを通して、戦略的思考プロセスに基づいた、実践的な「即応決断力」を身に付けることができます。
■これからのリーダーに求められる資質、それは「即応決断力」
防衛に携わる自衛官と同様、経営者・ビジネスパーソンも、日々変化する状況の中で、的確な決断を瞬時に下すことが求められています。
欧米諸国、中国などでは、軍民を問わずにグローバル・スタンダード=軍事戦略を研究し、リーダーの決断力を養ってきました。軍事戦略の理論が外交やビジネス(MBAコースなど)にも応用され、多くの優秀な人材が軍事戦略を学び、リーダーの要件、特に決断力を養っています。いわば軍事戦略が世界の常識の根元にあるといえるのです。
一方、現代の日本では、一般の人が軍事戦略を学び、決断力を養う機会はほとんどありません。
そこで私達は、日本の経営者・ビジネスリーダーが、リスキーでスピーディな21世紀の国内外の競争に勝ち抜くための「即応決断力」を養っていただけるよう、本セミナーを実施することになりました。
■図上演習「マップマヌーバー」を用いた本格的・実践的セミナー
本セミナーでは、最高度の即応決断力を身につけていただくために、防衛庁高級幹部研修にも導入されている図上演習「マップマヌーバー」という方式を応用しています。グローバル・スタンダードの本質、根源である古代ローマ時代、戦略の父ハンニバル将軍とローマ軍指揮官を模擬体験していただくことによる本格的、実践的な戦略セミナーです。
<セミナー受講によって身に付けうる能力>
本セミナーは、単に講義で知識を伝えるものではありません。セミナー参加者には自ら指揮官となりきって戦略決断を体験していただき、また参加者同士の切磋琢磨(戦略ディスカッション)を通して、次の能力を実践的に養っていただきます。
・最善の戦略を瞬時に決心できる「即応決断力」
・状況を的確に分析して革新的な戦略を生み出せる「創造力」
・決心した戦略のもとに組織を指揮命令できる「統率力」
・緊急事態が発生した場合にも柔軟に対処できる「対応力」
■特長
1.【演習形式】図上演習で戦略決断を疑似体験するトレーニング
2.【演習内容】軍事の戦略的思考プロセスを実践的に学ぶ
3.【演習ポリシー】参加者同士で切磋琢磨する密度の高い体験型セミナー
4.【講師】極限状況下で戦略決断を繰り返してきた講師が伝える、「即応決断力」の秘訣
詳しくはこちらをご参照ください。
※本セミナーを修了した方については、事後の講師へのご質問、意見交換等、ご希望があれば事務局で受け付けます。
■受講者の声
私はこれまで、防衛大学校生、防衛庁幹部のほか、民間企業幹部など1000名以上に実践的な戦略決断について教えてきました。これまでの民間受講生からは、実際に次のような生の声をいただきました
「厳しい条件の中で、戦略目的達成の総意は企業戦略に通ずる」(企業若手幹部)
「戦略を地図上で擬似展開することにより、物事をロジカル・実践的に考え、且つその決断の重要性を認識した」(企業トップ)
「極限状況下での思考を学ぶことは、その幅・深さを広く深くし、総合判断力が身に付いた」(民間企業中堅幹部)
「速やかに状況判断し、柔軟に対応できるようになった」 (大学院生)
「参加者相互の切磋琢磨により、リーダーのあり方、重要性を認識した」(大学教授)
■「知的リーダー」セミナーは少数精鋭で行います
本セミナーは集中的に、密度の高い体験型で行うため、参加人数は20名が上限です。2日間の講義終了後は、任意で懇親会にもご参加いただけます。
申し込みは先着順となっております。ご関心のある方は今すぐこのセミナー参加をお申し込みください。
■本セミナーを推薦します
本セミナーは下記の方より推薦をいただいています。
●岡田邦彦様 早稲田大学大学院客員教授、前松下政経塾塾頭
●伊藤 博様 日本大学大学院グローバル・ビジネス研究科非常勤講師、弁護士法人フェニックス代表社員・弁護士
■最後に
成果は偶然によって生み出されるのではありません。命をかける覚悟のもと、日常の訓練で培った「決断力」によって、必然的に生み出されるものです。
私は防衛大学校卒業後、自衛官として活動してきました。飛行隊長時には数々の人命救助に従事しました。例えば、雪山遭難した大学生グループや会社員らを、自分自身の生命も危機にさらされる悪天候の中、自らの決断によって空からの救出に成功させたことも何度かありました。そのような即応決断は、強い使命感(目的必達意識)のもと、日常の訓練から決断力を養ってきた積み重ねによって、可能になったのです。
皆さんが、リスキーでスピーディな21世紀の国内外の競争に勝ち抜くために、本セミナーを役立てていただければ幸いです。
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