私(代表 片桐)はかねてから省エネ家電やエコカーへの買い替えが、その製造から考えた時に、本当にエコになるのか疑問に思っておりました。
製品を使うという観点からだけですと、その使用時に使う電力やガソリンが少なくて済むのは確かにエコでしょう。
しかし、その製品の製造には多大な温室効果ガスが排出されており、むしろ買い替えずに長く使う方が製造→販売→使用→リサイクル、廃棄という一連の流れ(ライフサイクル)で言えばエコなのではないかと想像していた訳です。
そうした思いに一つの回答をアップルは与えてくれております。(他のメーカーにもあるかも知れませんが、うまく見つかりませんでしたので、アップルを取り上げました)
アップルでは製品別に温室効果ガス総排出量と、製造、輸送、ユーザーによる使用、リサイクルによる温室効果ガス排出量構成比率(製品別環境報告書)を公開しております。
こういう情報があれば、買い替えた方がエコなのか、長く使った方がエコなのか、その目安になって良いのではないでしょうか。
以上、皆様のお役に立てば幸いです。
参照:
アップル 「環境パフォーマンスを、製品ごとに評価」ページ
http://www.apple.com/jp/environment/reports/