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片桐 明
株式会社コストダウン 代表取締役/インターネットFAX総合研究会 特別研究員
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東電 勝俣会長の10年はどうだったのか−国会 参考人招致へ
2012.05.09
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各方面から14日(月)の東電 勝俣会長の国会 事故調査委員会(東京電力福島原子力発電所事故調査委員会)への参考人招致が報じられております。
勝俣恒久氏は2002年代表取締役社長に就任、2008年から代表取締役会長に就任と、この10年にわたりトップの座にいました。
福島第1原発事故が少し落ち着いた後、当時の菅首相は「東京電力で信用できるのは勝俣と吉田(福島第一原発元所長で現在、病気療養中)だけだ」とこぼしたと言われております。
実質的トップにあったのは清水前社長ではなく、会長の座にあっても勝俣氏であった訳です。
勝俣氏の10年の間に東電では色々なことがありました。
2002年10月 原発データ改竄事件で引責辞任した南直哉の後任として東京電力社長に就任
2007年 7月 新潟県中越沖地震により柏崎刈羽原子力発電所全面停止。 保有する火力発電所、水力発電所の稼動率アップ等、綱渡り的電力供給が始まる。
2009年12月 柏崎刈羽原発7号機営業運転再開
2010年 1月 同6号機営業運転再開
2010年 8月 同1号機営業運転再開
2011年 2月 同5号機営業運転再開
2011年3月 福島第一原子力発電所事故発生
東電10年の正しく生き証人であす。
国会招致で何が出るかはわかりませんが、一つの大きなきっかけにはなると思います。
私(代表 片桐)は注目します。
以上です。
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