5月4日(土)関東各地で同時多発的に竜巻が発生しました。
死亡1人、負傷者50人以上、住宅などの建築物600棟以上が損壊するという国内最大級の竜巻です。
もし我々が竜巻に遭遇した場合、どうして身を守るか・・・
竜巻は地上にある多くのものを渦の中に巻き込み、抱え込みながら、迫り、移動して行きます。
ですから飛散物から身を守ることも台風以上に大切です。
気象庁によりますと、
1.屋外にいる場合
・頑丈な構造物の物陰に入って身を小さくする
・シャッターを閉める(飛散物被害)
・物置や車庫・プレハブ(仮設建築物)への避難はむしろ危険
2.屋内にいる場合
・窓を閉め、カーテンも閉める(飛散物被害、割れガラス被害抑制)
・家の1階の窓ガラスのない部屋に移動する
・窓から離れる、大きなガラス窓の下や周囲は大変、危険
・丈夫な机やテーブルの下に入るなど、身を小さくして頭を守る
とは言え、今回の竜巻では家がコンクリートの土台ごと下から竜巻に巻き上げられ、逆さまになり潰れ、中にいた中学生一人がお亡くなりになっています。
ですからその家そのものが必ずしも安全な場所とは限りません。
2.もしかして竜巻かも・・・竜巻に遭遇した人の声
・"ゴー"という物音がした
・遠くにある時は、黒い底がろうと状に垂れ下がった雲だった
3.竜巻は日本のどこでもいつでも発生します
年間平均で13個の竜巻(海上竜巻を除く)の発生が確認されています(毎月1個以上)
参照:
NHKクローズアップ現代 「"国内最大級" 竜巻の脅威」 画像、映像引用
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http://www.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail02_3193_all.html 気象庁 リーフレット「竜巻から身を守る」
http://www.jma.go.jp/jma/kishou/books/tatumaki/tatsumaki2009.pdf 以上、皆様のお役に立てば幸いです。