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					| マダム由美子 エレガンシスト/中世西洋文化研究家
 [ 文化・芸術 ][ 豊かなライフスタイル ]
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						姿勢でわかるその人の「品格」その1
						 
						2007.05.18 |  
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					| 日常、ビジネスのシーンで初めてあったときの第一印象。相手に素敵に印象づける「品格」は「姿勢」から...
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 堂々としたオーラのある立ち姿とは?
 立ってるだけで凛としていて品格のある人。
 
 街で、なぜかふと目を向けたくなる人はそんな人だったりしませんか?皆さんにもそんな体験があると思います。
 
 私は昔から「その人の佇まい」というものを観察するのが好きでした。
 小さな頃からバレエを学んだお陰で、体を使って自分を表現することの楽しさを知りました。
 
 さらに、体の向きをちょっと変えただけで、また動かし方によって
 
 「こんなに第一印象が違うの?」
 「こんなに人から扱われ方が違うの?」
 ということを感じたり体験しました。
 
 例えば、歴史上有名なお話しでは
 18世紀フランス王妃として有名なマリーアントワネットが、フランス王・ルイ16世のお妃候補に選ばれた理由のひとつに姿勢に品格があったからと言われています。
 
 品格のある姿勢の基本は「開かれた胸元」。
 
 具体的には鎖骨がポイントで「鎖骨を意識して広げること」です。
 
 当時は、貴族的で平和的な胸元を表現することが教養のひとつでした。
 
 これは同時に姿勢が真っ直ぐということも意味しています。
 
 もしマリーアントワネットの姿勢や身のこなしに品格がなかったらフランス王妃にはなれなかったのかもしれませんね。
 
 特に王家の人々は誰とでも会話をするわけにはいかないので
 威厳ある存在を言葉なしでアピールするために、
 「立ち姿」が重要だったのです。
 
 「立ち姿」だけで自分の存在をアピールするのです。
 
 では現代の私たちはどうでしょうか....。
 
 私たちも日頃は、会社のおつき合いなどで、
 懇親会やパーティーなどに参加します。
 
 パーティー会場で堂々と品格のある立ち姿をしている人を見かけたら
 
 「あの人誰?」と気になりますよね。
 
 私の場合、そんな方とお話してみたいと思います。
 ふつう懇親会は、参加者全員の方とお話しできることは難しいです。
 だからこそ、会話をしなくても、
 
 「あの人は!」
 
 と、はっとするような佇まいが身についていたら
 それが参加者の人の記憶中に残り、印象付けやPRにもなります。
 
 米国では自己プロデュースの重要性に
 「ボディー・ランゲージ」を挙げています。
 
 次回は「品格のある立ち姿の3つポイント」をご紹介いたします。
 その日の懇親会からすぐに役立てていただける3つのポイントです。
 
 どうぞお楽しみに。
 
  
			 
  
			 
   
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