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片桐 明
株式会社コストダウン 代表取締役/インターネットFAX総合研究会 特別研究員
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67回目の広島「原爆の日」
2012.08.06
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67年前(1945年)の今日(8月6日)、広島に原爆が投下され、多くの被爆者、被害者が長い犠牲を強いられております。
また昨年(2011年)は東日本大震災による福島第一原発事故で、またしても被曝(ひばく)が発生しました。
今年の平和宣言で松井広島市長は「核兵器廃絶と世界恒久平和の実現に全力を尽くす」と誓うと共に、「市民の暮らしと安全を守るためのエネルギー政策を一刻も早く確立して下さい」と訴えました。
式典には全町避難を余儀なくされている福島県浪江町 馬場町長も参列し、記者団の取材に「原爆によって被爆した広島と、原発事故によって被曝した私たちには共通のものがある。・・・」と述べたそうです。
昨年の原発事故までは、投下後66年、被爆者平均年齢が77歳となり、その風化に対する危機感も訴えられていたと思います。
今の現役世代は被爆者ではありませんが、逆に東日本大震災・福島第一原発事故世代になった訳です。
「戦争を知らない」世代が「放射能を知る世代」になった訳です。
今一度、恒久平和と核との付き合い方を肝に銘じたいと思います。
以上です。
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