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					橋みどり 
					株式会社オーエンス代表取締役兼イメージングディレクター  [ コミュニケーション ][ キャリア ][ マーケティング ] 
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						自分をイメージングすることの重要性とは。
						 
						
						2010.08.03 
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			たぶん聞きなれないこの、『イメージングディレクター』という肩書。日本人ではたぶん私一人ではないでしょうか? そして、「どのようなお仕事をされているのですか?」と、お目にかかる方によく聞かれます。
  日本では、昔は仕事ができればファッションに気を配らなくてもよい、もしくはオシャレに気をつけている奴はむしろ仕事ができない、とまで言われた、体育会系男社会でした。 しかし、今や男性、女性かかわらず仕事をするのは当たり前。 業種やポジションに関わらず、常に多くの異性の目にもさらされて仕事をしているわけです。 いくら仕事ができる、やり手の営業マンや上司でも、洋服、髪型を気にしない、、なりふり構わず君みたいな人では、一緒に商談に出かける女性の部下や取引先の方の反応もきっとつらいものです。
  そこで、これからのビジネスシーンには自分をプレゼンテーション、ブランディング出来る、私のような仕事が必要なのではと感じたのです。 
			  
			NYで仕事をしていた時に、投資銀行家の友人は、多くのクライアントの仕事をとるために、プレゼンの場では毎回そのクライアントに合わせてスーツを新調し、タイ、シューズ、ポケットチーフにいたるまで自分らしさをアピールする事の重要性をアメリカ人と仕事をして初めて思い知らされた、と語りました。 そして、何十人と会うそのクライアントに、自分をきちんと覚えてもらうこと、彼なら信頼出来ると判断してもらえたら、それで仕事が来るんだよと。 日本では考えられない事かもしれないけれど、外見で人は判断されている現状を私にこと細かに話してくれたのが、20年前のこと。
  そういえば、私も90年ごろNYに初めて出張に行かされたときに、毎日、私のその日の洋服のスタイリングの意図を聞いてきた社長から、 「君のセンスは素晴らしい。君となら一緒に仕事ができそうだし、日本の事も任せられそうだ」 と、帰り際に言われた一言が、いまでも忘れられません。
  なぜなら、その時 「今日は撮影があるから動きやすいパンツスタイルで出かけました」 「今日はこれから、初めての方とランチミーティングなので、軽いベージュ系のスーツにしました」 そして、「今夜は男の方が多いレセプションと聞いていたので、あえて黒、紺はやめてライトグレーのワンピースにしました」、などなど、毎朝彼の質問に答えていたからです。
  自分を自分でイメージングする事の重要性は、この時の経験から生まれたもの。 
			  
			あれから20年。 今や仕事ができる人は、その日のスケジュールを考えて毎朝、自分をコーディネートするのは当たり前。そんな書籍や雑誌も数多く発売されています。
  でもなかなか、客観的に自分は見られないものです。 でもそれができてこそ、仕事もできる人、信頼できる人、リーダーとして人を引っ張っていける魅力のある人、と判断されるのは今となっては常識ですし間違いありません。
  だって、同じように商談に会社の代表で出かけるのなら、素敵な上司、部下と行きたい、、、そう思いませんか。
  次回は、私がお手伝いした、リーダーの方のイメージングについて書いてみようと思います。 楽しみにしていてくださいね。
 
  MIDORI 
			  
			
			
			
			
			 
			
			 
			
			
			
			 
			
				
				
				
				
			
			
			 
		
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