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橋みどり
株式会社オーエンス代表取締役兼イメージングディレクター [ コミュニケーション ][ キャリア ][ マーケティング ]
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仕事をしているあなた、いつでも見られています。
2010.11.05
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エグゼクティブという言葉が使われだしてから、ずいぶん経ちますが、みなさんはどんな風に感じていますか? 仕事ができるという事は外見ではないし、いつも人の目を気にしているのもばかばかしい、それは仕事で判断すべきだ、そう思う方も多くいらっしゃる事でしょう。 しかし、これだけ世の中が発達し、すぐに写真も撮れる、言いたい事もすぐに呟ける、そうなるとメディアでの露出も仕事の一つと考えなくてはならないはずです。
そんな中、あるお仕事で、公職に就かれている方々にお目にかかることがありました。 もちろん、そのいでたちは地味なスーツ姿。 皆さん素敵な方、優秀な方たちなのに、なんだかそれを隠しているような、無視しているような雰囲気・・・ でも、今では事業仕分けや答弁、説明会など、写真を撮られる事、人から見られる事も多くなってきているし、今までのような地味ないでたちで良いのだろうか??とわたしに投げかけてきます。
もちろん、今のままではとんでもありませんよ。 清潔感、知的な部分をもっとスマートに一人一人がアピールしなくてはなりません。 例えば、髪型、髪の色、それぞれの方の体型、年齢、ポジション、肌の色、すべてを見直し、クールかつ個性、知性を重んじるスタイリングを心掛けなくてはなりません。
そういうと、、、ではどこから変えていくのが良いのでしょうか? すべて変えるとなると多大な予算がかかるでしょう?
そうですね、すべて変えるとなると、それはそれで大変です。 ですので、今回はまずはシャツ、ネクタイ、メガネという、小物の部分からスタートしてはいかがでしょうか? きちんとネックサイズに合ったもの、顔の映りをよくするシャツ、ネクタイの色、そして肌と髪の色にあったメガネのフレームの選び方、形、大きさ、それからアドバイスさせていただきます。
そして、一人一人の方とにらめっこしながら、、、数分。 Aさんは、肌の色が焼けていらっしゃるので、その健康的で若々しさをアピールする、薄いブールー系のシャツに紺系のタイ。そうすればいつもお召しの紺系のスーツが、生まれ変わるはずです。 Bさんは、白髪を味方にして、シルバーフレームのメガネで大人の知的さをアピールします。スーツもグレー系が多いとの事ですから、白シャツに、ワイン系のタイでシックな大人のスタイリングに。
「ふんふん、、、そんなものですかね。 百聞は一見しかず、ですからやってみましょうかね。」 そういって笑顔で別れた夜でした。 本当に彼らが変わるかトライするかは未だわかりませんが、いつの日か私のアドバイスを少しでも取り入れていただいたスタイルでメディアに出ている彼らにお目にかかれるのを楽しみにしています。 今や公職の方も、人に見られることを意識しなくてはならない時代になったのですから。 皆さんは、そう思いませんか?
小物一つで印象も大きく変わります。
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