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秋月昭彦
SE ウェブサイトマネージャー [ キャリア ][ インターネット ]
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秋月昭彦
[インタビュー]
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SEの持つべき「思想」 / すばる舎(4)
2005.12.04
[ TOPBRAIN RADIO ] あのベストセラー著者に聴く!
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社会人、サラリーマンとしての自覚が大切だと思います
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新技術への興味を持ち続け、視野を広く持とう
【主藤】 まだまだお聞きしたいことはあるのですが、時間の関係もありますので、最後にリスナーの方、今現在SEとして活躍されている方々に是非、秋月さんからメッセージを1分ほどお願いします。
【秋月】 そうですね、SEを目指す方もいらっしゃると思いますし、今SEをされている方もいらっしゃると思うんですが、全員の方に言いたいのは、新技術への興味を持ち続けて下さいということですね。
あとは新しい世界、自分の知らない業界のことを知ることを恐れないで頂きたいなと思います。一番根本的なところでは、技術者は偉くも先生でもない、サラリーマンなんです。その中で社会人として会社人として当たり前のことをおろそかにしないで、技術を磨き、コミュニケーション能力を磨いていただきたいと思います。
もう一つ、SEを雇う方、SEと一緒に仕事をする方にも気を付けて頂きたいのは、SEに技術力があるのは当たり前なんですね。例えば経理担当者が簿記ができるのは、当たり前で、先生とはなかなか言わないと思うんです。それと一緒なんですね。SEの方を何か宇宙から来た正体不明のスーパーマンみたいなような見方をするのではなくて、社会人として持ち合わせるべき人間性とか協調性も重視した形で、雇用、評価をして欲しいなと思います。
SEを目指している若者は、なかなか開発以外に目が向かないのですが、それ以外の経験も成長の意味では大事だと思うので、開発だけではなく色々な経験をさせてあげて欲しいと思います。それがその人の成長にもつながり、いずれは会社の成長にも大きく貢献してくると思うので、長い目で見てあげて下さい。
【主藤】 本当に短い時間の間に色々と奥の深いお話をありがとうございました。
この本は是非、SEの方はもちろんですけども、SEの方と一緒に仕事をする方、そして経営のなかでシステムを作ることは切っても切れない部分がありますので、何千万という大きな失敗をする前にこの本の1500円でそれを予防できるので会社経営の方にも是非、手に取って頂きたいと思います。
【秋月】 この本は全て実例をもとに失敗談が載っていますので、是非読んで頂きたいですね。最近出した「SEのトホホな裏舞台」という本もありますので。
こちらの方は、まさに失敗談をもとに勉強しましょうという内容です。発注側と受ける側、両方の視点で書いていますので、SEの世界を知らない人も楽しく読めるように書いたつもりなので、是非こちらの方もあわせて読んで頂きたいと思います。
【主藤】 本日は、『SEの持つべき「思想」』の著者でいらっしゃいます、秋月昭彦さんにお話をお伺い致しました。どうもありがとうございました。
【秋月】 ありがとうございました。
【川崎】 ありがとうございました。
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