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本田健
お金の専門家 [ お金持ち ]
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本田健
[インタビュー]
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ユダヤ人大富豪の教え/大和書房(1)
2006.02.12
[ TOPBRAIN RADIO ] あのベストセラー著者に聴く!
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まずは、1日5分から、自分の好きなことをしてみるといいと思います。
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ボストンでのセミリタイア生活とは?
【高城】 今回のゲストは、大和書房から出版されています50万部を突破したベストセラー「ユダヤ人大富豪の教え」の著者、本田健さんです。本田さん、今日はよろしくお願いします。
【本田】 宜しくお願いします。
【高城】 大ベストセラーですので、知らない方はいらっしゃらないかと思います。日本に帰国中の貴重なお時間を頂いてお話ということですからね。
【川崎】 そうですね。
【高城】 1年で何日間ぐらい日本に帰ってこられるのですか?
【本田】 年に3,4回ぐらいは帰ってきて、美味しい日本食をいただいたり、友達と会ったり、講演会をしたりとか、そのために帰ってくる予定です。
【高城】 現在はボストンにお住まいでセミリタイアをされているそうですね。
【本田】 そうですね。特に毎日、仕事をするというわけではなく、今は読書の日々ですね。
娘の小学校の送り迎えをしていますけど、それ以外はゆっくり本を読んだり、人と会ったりという生活をしています。
【高城】 メールはかなり多いんじゃないですか?
【本田】 そうですね。でも、皆さん、多いと思われていて、逆に悪いと思いわれているのか、思ったほど多くはないんです。
【高城】 そのセミリタイアをされているボストンの生活はどんな暮らしをされているのですか?
【本田】 よくTV局の取材なんかも申し込まれるのですが、「私の生活は全然絵になりませんよ」という話をしています。
どうしてかといいますと、皆さんは、華々しい生活をイメージされるのか分かりませんが、すごく単調な、ある意味退屈な生活だと思うんです。朝起きて家族と一緒にご飯を食べて、娘の小学校は開始時間が決まっていませんので。
【高城】 決まってないのですか?
【高城】 決まってないんです。行きたいときに行けばいいので。
【川崎】 素敵ですね。
【本田】 好きな時間に、「そろそろ行こうか」と学校に行きまして、娘が学校に行っている間は本屋に行ったり、いろいろ面白い人を紹介して頂いているのでその人たちと会ったりしています。
そして、ご飯を食べ終わった頃に娘を迎えに行って帰ってきて一緒に遊んでいるうちに晩御飯になって、ゆっくり本を読んだりTVをみたりしながら一日が終わるという非常に単調な生活なんです。
【川崎】 娘さんにとって、すごく素敵なパパですね。
【高城】 ご自身も素敵ですよね。時間の過ごし方が、10年前と今では大分変わってしまったのですか?
【本田】 そうですね。10年前は朝から晩まで24時間働くような気分でしたね。それが26歳の時の離婚をきっかけに「一体人生で一番大切なものはなんなのだろう」と考えまして、それはやはり「家族、友人との時間や自分の時間が一番大事だな」ということに気が付きまして30歳の時に娘が生まれたのですが、それを機会に色々な育児の先輩に色々インタビューして回ったんです。
「子育てについて、あなたが一番後悔していることは何ですか」ということを聞いて回ったんですけれども、皆さん答えは一つなんですね。「英語教育をしていない」とかそういうことを言われるのかと思っていたら、「もっと時間を過ごせば良かった」って皆さんおっしゃったのが印象的で、「それだけ人生の達人の方達がそれを後悔するのであれば、そこの部分だけでは後悔しない生き方をしよう」と思いまして、仕事を全部片付けまして4年間全く何もしない生活をしていました。
出版のきっかけは、友達への小冊子のプレゼント
【高城】 その期間にこの本が出来たのですか?
【本田】 その4年間の間、おむつを変えたり娘の色々な世話や家事などを家族としていたんですけども、その間に「この子が育っていく社会はどういう社会なんだろう」と考えましてどうもそんなにワクワクするような楽しいような感じに見えなかんです。
それで「どういう形でこの社会が成長していけば進化していけば楽しいんだろう」と考えまして、「それは多分世の中の人たちが大好きなことをして、お互いを尊重しているような社会というか世界だろうな」と思いまして、そのようなことを書いたらすごく面白いだろうなと思って、最初はプロの作家になるつもりはなかったんですけどもプレゼントに小冊子をものの20ページぐらいのものなんですが、最初に友達にプレゼントし始めたのがきっかけです。
【高城】 それは何年ぐらい前なんですか?
【本田】 ほぼ4年前ですね。
【高城】 この「ユダヤ人大富豪の教え」は、2003年に出版されていらっしゃいますよね。その冊子からこの本が出るまでの経緯はどんなきっかけだったんですか?
【本田】 小冊子の話に戻りますけれども、『幸せな小金もちへの8つのステップ』というタイトルで、本当に数百部を作って友人に配ろうと思っていたんですが、その小冊子が良いってことで、色々な人たちから「是非分けて欲しい」言う声が増えまして、最初は3000部刷りましたがそれもすぐになくなりまして、10万部まではプレゼントしようと思いましてプレゼントを始めたんです。
ちょうど7,8万部配ったときに、ゴマブックスの遠藤編集長という方から「これは是非本にして多くの人に読んでもらったらどうか」と連絡を頂きまして、それが私が作家としてデビューするきっかけだったんです。
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