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高井伸夫
弁護士 [ 時間管理 ]
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高井伸夫
[インタビュー]
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朝10時までには仕事を片づける/かんき出版(4)
2005.03.20
[ TOPBRAIN RADIO ] あのベストセラー著者に聴く!
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ビジネスの世界は先手必勝 ”待ち”からの”攻め”の仕事へ
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朝方になり、自分に勝つ、ということ
【主藤】 いろいろお話をお伺いしてきましたけど、1つ私が気付いた点があります。競争社会で打ち勝とうと決めている人、朝型にならなければいけないということですね。
【高井】 自分に勝つということ。
【主藤】 自分に勝つということですね。逆に、いや僕は競争社会に打ち勝つということはあまり考えてないと、のんびり人生をいきたいという人は、これは夜型でも。
【高井】 夜型でもいいんですよ。
成果主義のなかで、成果を上げようとすれば、どうしたって新しいことを考える、新しいことを思う、新しいことを感ずるということが必要です。 それはもう、朝型しかないわけですね。
【主藤】 なるほど。その朝型の秘訣っていうのは、実は自分に勝つという、ここに行き着くんですね。 【高井】 そうですね。
パワーモーニンガーになるために必要なもの それは、自ら知恵を生み出そうという気持ち 【主藤】 もっとお伺いしていきたいと思うんですが、時間も迫ってきましたので、最後にこの高井先生がおっしゃってる、「パワーモーニンガー」ですね、朝の時間を大切にする、朝型人間の高井先生が作られた言葉ですけども、まだまだ自分は夜型だと、でもパワーモーニンガーになりたい、だけどなれないという人達多いと思うんです。 そういう方々に向けて、何かアドバイスを1分間程度でお願いできたらと思うんですが。
【高井】 絶えず、新しい情報を集約すると。そして自分に役立つものを情報の中から選別して知識にすると。知識にしたものを知恵にすると。
知恵というのは知識にプラス付加価値をつけるっていうことです。だから、新しさをそこに乗せるわけです。情報というのは、誰かが言ってきた情報、本に書いた情報を集める、あるいはそん中で選別するってことになると、知識です。それから知恵にする。
要するに付加価値をつけるというプロセスです。そういうことを訓練する、しようと。 付加価値がある知恵にしなければ、言ってみれば存在感というのは、生まれないっていうことになれば、どうしても人より、早くしなきゃいけないという気持ちになってくるわけですね。 そうすると自然に朝型になると。
だから情報収集する、知識を集めるっていうだけではダメで、知恵を自分で生み出そうという気持ちがない限りは、パワーモーニンガーにはなれないと思うんですね。
【川崎】 頭を使わなければならないということですか?
【高井】 知恵っていうのは、付加価値を、知識の上にプラスアルファをつけるっていうことですね。
だからパワーモーニンガーっていう言葉はまさに、知識の上に何かいいアイデアないかなと思って、パワーモーニンガーという言葉、作ったわけですね。
【主藤】 素晴らしい言葉ですもんね。そういうふうな単に情報を得るということに満足せずに、応用して知識に、知恵ですね。
【高井】 知識にし、知恵にすることですね。
【主藤】 知恵にすること。そういう心構えがまずは。
【高井】 まずは、必要ですね。
ただ、漫然と流されていたんじゃ、朝型になりませんよ。何か生み出そう、創造しようという気持ちがあって、初めて朝型になるってことですね。やっぱり人より先んじなきゃいけないから、そういうことになっちゃうと思うんですね。
【主藤】 そうですね。それが、そして自分に勝つっていうことであって、競争に勝つということになってくるわけですね。
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