
ほんとうの愛と夢を手にした女性の物語

[出版社]主婦の友社
[主著者]経沢香保子
[共著・編者・監修]マーク・フィッシャー


主人公のミシェルは32歳、はたから見ればニューヨークの有名な出版社に勤めて、大学非常勤講師のやさしい夫がいる彼女の生活は何の不満もないように見えた。しかし、彼女の心の中では、編集者になりたい夢を持ちながら、何年も上司に恵まれず、未だ編集アシスタントで将来のキャリアも描けず、家庭でも、夫との関係は冷え切っていて、八方塞がりの状態だった。そんな時、ニューヨークの五番街で、何でも持っているミリオネアと出会う。その時、ミリオネアは孤児たちにプレゼントを買い与えていた。そのなかのひとりの孤児が、ミリオネアからもらったサッカーボールで遊んでいるとき、不注意にも車道に蹴りだし、そのボールを拾おうとして車道に出たとき、ミシェルがその孤児を間一髪、交通事故から救ったことで、ミリオネアと親しくなる。その後、彼女の人生での悩みを聞いたミリオネアは、彼女に「人の本当の気持ちが聞こえるイヤリング」をプレゼントする。それを耳につけてミシェルは、会社の上司、同僚、そして夫の本音を知る。その後、彼女のもとには数々の不思議な出来事が起こっていく。
一章 べつの生活を夢見る若い女性 二章 思いがけない出会いをした若い女性 三章 「わたしはだれにもなにも期待しないんだ」 四章 「どんなことも神さまの意志によるものです」 五章 挫折の裏にある意味に気づいた若い女性 六章 「志の高い人間は崇高なことしか計画しません……」 七章 意外なプレゼントを受けとった若い女性 八章 古代の王の運命を知った若い女性 九章 ミリオネアに再会した若い女性 十章 「人はいつも自分自身に会いにいくんです」 十一章 人生が賭けだということに気づいた若い女性 十二章 ミリオネアと別れた若い女性 十三章 人生に奇跡がおきることを知った若い女性 十四章 むずかしい選択をしなければならなかった若い女性
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