|
|
社団法人 全日本SEO協会
|
|
女はイメージ、男はスペック。WEBで活かせる、口説きの文章術。
2011.11.15
|
|
重要なのは、誰に語りかけているか・・・ということ
|
こんにちは。Webコンサルタントの櫻井麻衣子です。
職業上、たくさんのホームページを見て、サイト診断を行ってきました。 そこで思うのは、SEOやLPOという言葉に振り回されて、本質を見失ったホームページが多いということです。 人の心を掴まなければ、集客はできません。 自分の想いが強すぎて独りよがりなHPになってしまったり、自慢やデータの寄せ集めみたいなものになってしまったり・・・ 見ている方からは、何かズレを感じてしまうものが多いのです。
重要なのは、誰に語りかけているか・・・ということ。
SEOはうまくいっているのに、成約がうまくいかない例としては、語りかけに問題があることもあります。 検索エンジンは、どんな感動的なストーリーを書いてもそれを読むことはできません。 しかし、人間は文章によって心が動かされる動物です。
女性の心を動かしやすい文章は、共感できるものであり、書き手の人柄がわかる文章です。 自分と同じ境遇、自分の気持ちをわかってくれそうなものに反応します。 体験談などが好まれます。
男性の心を動かしやすい文章は、話や議論などのすじみちがよく整っている文章です。 問題提起のあとに、しっかりと結論が書いてあると腑に落ちるようです。 書き手の持論があればなおいいでしょう。
文章全体のイメージを変えるのは難しくても、キャッチコピーのように、目立つ部分でターゲットを引き寄せる言葉を使ってみる方法もあります。 好まれやすい言葉は女性と男性はまったく違うので、これだけでサイトの印象はガラっと変わるでしょう。
例えば、女性がキュンとくる言葉には「愛され○○」「恋する○○」「ほめられ○○」「夢を叶える○○」「モテ○○」など、幸せをイメージさせるものが挙げられます。
一般的に女性は、イメージで商品やサービスを買います。 自分が幸せになっている、成功しているイメージを描くことができるものを脳内でイメージするのです。 彼女に「なぜこれを買ったの?」と聞いたときに、「なんとなく。だって、かわいいし」と男性であるあなたには納得できない返事をもらったことはありませんか? 自分の脳内の勝手なイメージだから、それを人に伝えることは難しいのです。
このように女性のお客様を呼び寄せたいときは、「かっこいい自分」「かわいい自分」「人気者になっている自分」「幸せな自分」「夢を叶えた自分」これらをイメージさせる言葉を使ってみることをおススメします。
これに対して男性は、「戦略」「最新」「儲かる」「徹底比較」「徹底解剖」「勝負」「GET」など、ストレートで明確な言葉が好きですね。 数字や自分の目的を叶えてくれる、わかりやすい言葉です。 女性からみると、ちょっと胡散臭い・・・と思う言葉も、男性はわりとすんなり受け入れます。 それは、男性がスペックで物やサービスを選ぶからです。
女性にはイメージでものを買う、男性はスペックで物を買う。 おわかりいただけたでしょうか?
今日、私が言葉のお話をしたのは、サイト診断をしていて、SEO云々よりも、まず「読みたくない」「わかりにくい」「言葉がおもしろくない」「文章硬すぎ・・・」と思うことが多かったからです。 成約率をあげるために、使う言葉を意識してみませんか?
あなたのサイトが儲からない理由は、文章にあるかもしれませんね。
ピークウェブ株式会社 Webコンサルタント 櫻井麻衣子 (社)全日本SEO協会 会員
|