ユニバーサルサービス料と聞いて「何?」と思われる方が増えているかも知れません。
その説明は後にさせて頂くとして、今回の改定で過去6年間、11回目で最低金額になります。
そして年2回行われる改定で、初めて価格変動がありました。
2007年1月から利用者負担が開始されましたユニバーサルサービス料。
ユニバーサルサービス料とは電気通信事業法で定められている「加入電話、公衆電話、緊急通報などの国民生活に不可欠であり、あまねく日本全国における提供が確保されるべき電話サービス」、いわゆるユニバーサルサービスを維持するためのものです。
ユニバーサルサービス料が利用者負担になったのは、収支悪化に伴い、その財政補てんをどこからどう捻出するかは導入前に議論がなされた結果、1電話番号あたり7.35円(税込)の拠出が全事業者に求められることになり、結局、それを多くの事業者が利用者に請求することになりました。そしてそれが今に到るまで継続しております。
「ユニバーサルサービス料 金額変遷 一覧表(1番号当り、税込)」
年 1月 7月
2007年 7.35円 7.35円
2008年 6.3円 6.3円
2009年 8.4円 8.4円
2010年 8.4円 8.4円
2011年 7.35円 7.35円
2012年 5.25円 3.15円
参照:
Wikipedia 「基礎的電気通信役務」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9F%BA%E7%A4%8E%E7%9A%84%E9%9B%BB%E6%B0%97%E9%80%9A%E4%BF%A1%E5%BD%B9%E5%8B%99 社団法人電気通信事業者協会 ユニバーサルサービス支援業務 料金単価
http://www.tca.or.jp/universalservice/number/ 以上、皆様のお役に立てば幸いです。