働いているときは、素敵なのに休日にお目にかかると、、、嘘――???みたいな人、周りにいませんか。
男性、女性、年齢を問わず、人にお目にかかる時には気をつけているけれど、普段誰にも会わない時には、どうでもいい――なんて気をぬくのは大間違い。
実は、意外と誰かにみられていることが多かったりするものです。
ですので、私はお仕事でイメージングのお手伝いをする際はその方のトラベルシーン、ゴルフも含めたスポーツシーン、WEEKENDスタイルなども合わせてご依頼頂く事も多いですし、コーディネートさせていただいていることが良くあります。
なぜならば、どんなシーンでも、いつでもその人らしく振舞う事、見える事、また気をつけていることはその方がなりたい自分になることへの訓練であり周りの方への優しさ、プレゼンテーションの一部でもあるからです。
そして、先進的にも日々決して手をぬかない、あきらめない気持ちが大人の働く人として、重要だと私は考えているからです。
仕事服は戦闘服。ある意味勝利に向かって自分の気持ちやモチベーションを盛り上げためにももちろん必要だし、周りの方からの信頼感や清潔感は当然大人として最低限必要なマナー。
でも、一度その仕事の場を離れた途端、楽でいい、なんでも良い、どうでも良い、、、そして恐ろしい事に最近では安くて良い・・・みたいな人も増えてきているので、がっかりしてしまいます。
確かにWEEKENDなどはリラックスしたい気持ちも強いし、楽な服装で過ごせれば嬉しいもの、仕事では着られないような、色や素材、肌の見せ方なんていうのも、楽しい事は十分わかります。
でも、何十年も同じもの、サイズの合っていないアイテム、時代カラ取り残されたようなスタイルは、まるでその方の成長までもが止まってしまったようで、悲しく、また寂しくも思うのは、私の偏見でしょうか?
何も、いつもファッション誌の中から抜け出たようなスタイルをしていなければいけない、、、なんてことは言いませんが、せめてその年齢、ポジション、出かける場所、メンバーや周りの配慮した心配りのあるコーディネートは必要なのではありませんか。
初めてのデートにでかけた時、少しでも素敵に見えるようにといつもより時間をかけて、悩み、新調し、選んだ洋服。
最初に出かけた海外旅行では、その場所でいかに楽しく過ごせるようにと、考えてパッキングしたあの頃。
仕事が中心になっている今だから、ポジションだからこそ、手を抜かない事の意味を考えなくてはならないではないでしょうか。そして、その訓練が出来るとどんな時も自分らしく、素敵な上司、エグゼクティブでいれるはず。
止まらない気持ち、あきらめない思いは日々のこんな些細なことの繰り返し。
周りの人の反応がすぐにわかるし、簡単になりたい自分にすぐになれるファッションがそれを一番教えてくれる、実感出来る。
私は、そう思っています。