ダンススクールIDA主宰
桂木マヤ
怪我をしない自分の体に合った
トレーニング法を知る
東海最前線
東海地方の先端的な試み、ユニークな商品・サービス、意義のある取り組みなどを紹介
短期間で成功を勝ち取るために
ビジネスとプライベートを
両立させた女性になるために
ワンランク上のステージで
活躍するために
問題解決をすばやくするために
国際力を身につけるために
ビジネスを円滑にするコツとは
コミュニケーションが
上手になるために
人の上に立つ時に必要な考えは
心身ともに美しくなるには
感性豊かな毎日を送るには
運営:
株式会社コミュニケーションデザイン
Home
>
岡本吏郎
>
インタビュー
> 会社にお金が残らない本当の理由/フォレスト出版(2)
岡本吏郎
マーケティング・コンサルタント、税理士
[ 経理・会計 ]
岡本吏郎
[インタビュー]
会社にお金が残らない本当の理由/フォレスト出版(2)
2005.03.06
[ TOPBRAIN RADIO ]
あのベストセラー著者に聴く!
経営者という仕事、一つだけ言えって言われたら、
それは覚悟することだと思います。
見たくない現実を、きちんとと見てますか?
【主藤】
それでは、見えないふりをしているってことですか。
【岡本】
いや、脳の構造がそうできているからでしょう。だから、誰でもそうなんです。
ただ塩野七生さんがローマ人の物語でユリウス・カエサルのことを評して、彼は見たくない現実を見た唯一の政治家だ、と言っているけども、これができるかできないかっていうのが、経営者にとって一番のポイントなわけですよ。
ところがそれをしないで、子供でもできることをする。例えば、僕の地元でも今、昼間電気を消している料亭があるけど、電気を消すというのは、誰でもできますよね。
【主藤】
それは節約っていう意味で?
【岡本】
そうです。小学校6年生のうちの娘でもできる。
価格を下げるっていうのも、誰でもできる。実は価格を上げて、それでも売り上げを維持する。
そっちの方が大人の仕事なんだけど、なぜか経営者が、大人の仕事をしないんですよ、みんな。ちょっと言い方、悪いですけどね。子供でもできることを、大体みんな優先してやるんです。
出版後の周囲、税理士の反応は?
【主藤】
あえて税理士という立場で、こういうお金が残らない理由、なおかつ節税面も含めて、いろんなことを語って頂いていますが、立場的にここまで書いていいのかなと。
これ書くと、岡本さんは税理士だし、やばいんじゃないかなって、結構あったのではないですか。
【岡本】
反響は面白いんですよ。その専門家からの反響は、全く二分されていて、ある会報誌では批判されていましたね。
僕は直接見ていないんだけど、聞きました。でも、かなりの方が個別で、あなたのノウハウを使わせてくれっていうのを、税理士さん、専門家の方から、かなりエールをもらいましたね。それは今でも来てますし。
【主藤】
専門家からも是非、ノウハウを使わせて欲しいとか。
【岡本】
そうですね。だから専門家が今まで、やってないわけですよ。 これを言うのは、語弊のある言い方になるけれども。
でも非常に会計ベースだけで物を考えているから、中小企業の現場を知らないんですよ、実は。なぜ、税理士が一番、中小企業の現場を知らないかっていうと、彼らが恵まれているからです。
1回お客さんができれば、ずっと顧問先でいてくれるから。だからお客様の固定化ということを一切考える必要がないんですよ。
【主藤】
要はずっとお金が顧問料という形で毎月、毎月入ってくるから、要は不勉強になっちゃうと。
【岡本】
そうですね。非常に恵まれたビジネスモデルなんですよ。
競争もないし、宣伝できないんですから。宣伝しないっていうことは、強力なライバルは現われにくいでしょう。
■ 他のインタビューを読む
「会社にお金が残らない本当の理由/フォレスト出版(1)」2005.03.06
「会社にお金が残らない本当の理由/フォレスト出版(3)」2005.03.06
岡本吏郎 のインタビュー一覧へ
Copyright (C) 2013 TOP BRAIN, All Rights Reserved.