営業の楽しさを伝えたい

【主藤】
本当に楽しいお話をお聞かせいただきましたけど、実はこの「初対面の１分間で相手をその気にさせる技術」の本以外にも、最近出たばかりの本で「仕事ができて愛される上品な作法」は、作法と仕事の成果を結びつけていますね。出版して既に1万５千部を突破していて、すごいですね。

【朝倉】
ありがとうございます。

【主藤】
作法を絡めながら営業という切り口で、これからもどんどん活躍していかれることと思いますが、リスナーの方にメッセージがあればお話ください。

【朝倉】
私は、すべての人が営業はできると思います。よく言葉がうまく喋れない、口下手だからと言っていろんな条件を口に出す人がいますが、誰でも営業になれるし、トップセールスは創られると思うんですよ。何の武器も持たずに素手で戦うとなると、弾に当たったら倒れますよね。

だけど、例えばお客様の断り文句をいかに切り替えるか、また上手に切り返す言葉が見つかれば怖くないと思うんですね。武器を持ってお客様に対して攻撃をするのではなくて、要するに対相手との折衝交渉にしても、ちょっと角度を変えて物の見方を変えるだけで、実は怖いと思っていた営業がものすごく楽しいことに変わる、これを絶えずメッセージしていきたいなと思います。

何でトップセールスレディ育成塾を開いたかと言いますと、営業マン研修に今、８割方の時間を費やしていますが、実際女性たちの営業研修をやる会社がないんです。

ですから、働く女性の応援団長として、本当に女性たちが物・心ともに豊かになって欲しい、働く女性の真の自立をお手伝いをしたいと思い、立ち上げたのです。

精神的にも経済的にも自立した人というのは、お金を稼ぐことの大変さを分かるんですよ。依存イコール甘えなんです。ですから自立した女性たちが世に増えてくると、会社も良くなるでしょうし、やがては日本が大きく変わるんじゃないかとスタートしたんです。

【主藤】
楽しみですね。

【川崎】
私は女性としてワクワクしました。

【主藤】
本日は、「初対面の１分間で相手をその気にさせる技術」著者でいらっしゃいます、朝倉千恵子さんにお話をお伺いしました。朝倉さん、どうもありがとうございました。

【朝倉】
貴重なお時間、ありがとうございました。